よくある質問とその答え

Q. アルミブレースにより既存RC建物を補強した場合、耐火上の問題は無いか?
A. 耐震改修促進法により、耐火建築物であってもその主要構造部に耐火被覆等しない部材を用いて
補強することは認められており、アルミ製も鋼製のブレースと同様に耐火被覆等せずに設置することができます。
ただし、増築に該当する場合など、建築主事等に確認が必要な場合もあります。

Q. アルミは耐食性は良いと聞くが、モルタル等のアルカリには弱いのでは無いか?
A. モルタル等と接する部分には、アルミ材側に合成樹脂塗装等を行うことで十分な耐食性を持たせております。
また、アルミと接する鋼製のアンカー等には溶融亜鉛メッキ等を施すことで電食(異種金属間接触腐食)対策を
図っており、長期の耐久性においても問題はありません。

Q. 協会に加入しないとアルミブレースの設計や施工は行えないのか?
A. アルミブレースの設計・施工に当たっては、TSKアルミブレース設計・施工マニュアルを十分に理解し、
また当協会による技術支援・指導を受ける必要はございますが、当協会への加入を設計事務所や建設会社に
義務付けるものではありません。

Q. アルミブレースによる補強を検討したいが、どうすればよいか?
A. 既に診断業務が終了している建物であれば、診断結果を基に補強計画の検討を進めることができます。
当協会のお問い合わせ窓口まで、ご連絡ください。

Q. アルミブレースは他の工法と比較して割高ではないか。とりあえず概算の構面耐力とコストを知りたい。
A. アルミブレースは軽量で耐食性が良いため、施工性や長期のメンテナンスまで含めたトータルコストで
比較すれば、他の工法と比較して決して割高なものではございません。概算のコスト等についても、
当協会のお問い合わせ窓口まで、お気軽にご相談ください。